今日僕が一人でモデルハントしてる時の話なんですが、
ふと気付くと足元に何やら動くダークブラックの速い生き物。
(お、表参道にゴキ○リ!?)
ちょっとそいつの事が苦手な僕は距離を取りました。
が、
なぜかそいつの事が気になっちゃって気になっちゃって仕方がありません。
じーっと見ていたらそいつは歩道の端から向こう端へ横断を試みているではありませんか!!
僕は普段そいつを見つけたら、「ひっ!!ゴ、ゴキ○リ!」と声を上げるのですが、ここは僕んちじゃなくて表参道。
だーれもそいつの表参道歩道横断事情など知る由もありません。
夜ですが光が当たっているので誰か気付くもんだろと思っていたら大間違いでした。
だーれも気付かずにただ前を向き、時には友達(横)を向き、歩いています。
危ない!
腰パンしているニイチャンが踏みそうになりました。
危ない!
今度はヒールを履いてるオネエチャンが踏みそうになりました。
ヒール部分でそいつを踏みつけてしまったら一貫の終りです。
ネエチャンも帰って靴を脱ぐときに一貫の終りを噛み締めるでしょう。
僕も気が気ではありません。
踏まれるな!渡れ!
いつの間にか応援している自分がいました。
しかしその時、三人組の背の高いニイチャン達が直進経路に向かって歩を進めてくるではありませんか!
いかにもでかそうな足でズンズン進んできます。
もう終りか??終りなのか?俺とお前の関係はそこで終わってしまうのか??
しかし三人組のうちの一人が、
「おー!ゴキ○リじゃん!気持ちわりぃ」
と、気付いてくれたので、最後の関門を突破し、無事黒い相棒は横断に成功したのでした。
生きるんだ!
ゴ○ジェットなんかに負けるな!
まさか大嫌いなあいつに勇気をもらうとは思わなかった僕なのでした。