これは、説得力の問題だ。
サンボマスターという日本のスリーピースバンドをご存じだろうか。
あまりにブサイクすぎて、
ブサンボマスターというパロディーコントが産まれたくらいだ。
彼らはこう歌っている。
「世界の果てまであなたといきたい
あなたが全てなのに
僕にはなんにもできないんだぜ
言葉は綺麗なのに
心は濁ってゆくだけ
二人ぼっちの世界、世界…」
んー、熱い。
なんて熱い歌を歌うんだろう。
KA-TUNというグループをご存じだろうか。
2006年2007年と日本女性の黄色くて黄色くて黄色すぎる声を一身にまとったイケメンジャニーズ軍団である。
彼らはこう歌っている。
「俺以外の誰かを好きになってしまう妄想がいつか
現実になってしまいそうで不安だった」
…本当であろうか。
君ら本当に不安だったの?
カトゥンファンを完全に敵に回すけど、
こういうラブソングをジャニーズが歌うと、全く説得力がない。
サンボマスターのあのとてつもない説得力を産み出してるのは、あのルックスだ。
メロディと歌詞が良いのはもちろんの事、魂に直接訴えかけてくる感覚は物凄い。
でも彼等がKA-TUNばりにイケメンだったらどうだろう。
…ん〜。
あくまでも説得力の問題。