最近よく高校の事を思い出す。まあ近頃高校のやつらとよく遊んでるからか。
今日は韓国に修学旅行に行った時のお話をお届けしたい。
これは、高校二年生の修学旅行に韓国に行った時の話だ。
まるでディズニーランドのパクりである、ロッテワールドに自由行動の日に行ったのだ。
まず、このロッテワールド。ディズニーがネズミのメインキャラクターに対し、
タヌキなのだ。
思いっきり。
うさん臭い入り口から入り、最初に現れたのは、
シッポを自分で持って振り回しながら近づいてきたカバ。
「うおっ、カバきた。」
と思い、みんなで近づいてくるカバを見ていた。
ん?
なんかおかしい。
近づくに連れて露になった体は、とてもキャラクターと呼べるものではなかった。
胸がハート型に空いた衣装に、カバのぬいぐるみを被っただけである。
もはやパパ世代をターゲットにしているのか。いや、間違いない。
目の前でシッポを振り回すだけのカバへ、クラスメートのMが罵声を浴びせた。
「ちち、でけーな」
すると、言葉なんかわからないはずなのに、そのカバは逃げていったのだ。
「この遊園地、なんなんじゃい。」
班員全員が思った。
その後すぐに、メインキャラクターであるタヌキが現れた。
なんか、そのタヌキは手にヒモを持っていて、ヒモで繋がれたボールで
リフティングを始めたのだ。
一通り技を披露して、得意気な様子。
出来るに決まっている。ヒモを持ってるんだもん。
次はおまえらやってみろ顔で、ボールを僕たちに差し出してきた。
それをクラスメートのYが挑戦。
しかし、そのタヌキはヒモを渡して来なかったのだ。
失敗するY。
笑うタヌキ。
いやいや、失敗するだろう。そんな変な形のボールでリフティングだなんて。しかもヒモ無しで。
失敗するY。
あまりにも笑うタヌキ。
「この遊園地、なんなんじゃい。」
雰囲気は夢の国の二番煎じだったのだが、アトラクションが、メチャクチャ恐い。
一体ホントにどこの世代を狙ってるのかさっぱり分からない。
ロッテワールド。韓国に行ったらぜひ。